ホウレンソウと聞いて、あなたはどんなことをイメージしますか?
私は、バターソテーと鉄分です。美味しいですよね~バターソテー^^
そんなホウレンソウですが、鉄分以外にも様々な栄養素が豊富に含まれているって知っていましたか?
今回は、ほうれん草の栄養と効能、調理するときのポイントなどをお伝えします。
ほうれん草の栄養!女性に嬉しい豊富な鉄分
それでは早速、ホウレンソウの栄養について見てみましょう。表にまとめましたのでご覧ください。
ホウレンソウの代名詞ともいえる鉄は、やはり豊富ですね。
他にも、100gでほぼ1日の推奨量の半分摂れてしまうビタミンAや豊富なカリウムや食物繊維などビタミンミネラルも豊富です。
ちぢみほうれん草との違いはあるの?
「ちぢみほうれんそう」という言葉、一度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?「寒締めほうれんそう」とも言われ、甘味が強いということで近年人気のある野菜のひとつですね。
では、ちぢみほうれん草とほうれん草の違いってなんだと思いますか?
それは、ちぢみほうれん草の方が、甘みが強いことに加えて、ビタミンCやβ-カロテンなどの栄養価も上がっているというところです。
そもそもちぢみほうれん草は、収穫前のほうれん草を冷温にあてて育てます。なぜそんなことをするのかというと、ホウレンソウは寒さにあたると(約5℃以下といわれる)伸長するのをやめて葉が凍らないように自分自身の水分を減らして糖分を溜め込もうとするそうです。そのストレスから糖分やビタミンC、β-カロテンなどの栄養価も高くなるんだそうですよ~。
生き延びて子孫(種子)を残すための本能なのでしょうね~。それを食べちゃうのもなんかごめんねって感じもしますが(苦笑)ありがたいことですよね。
そんなわけで、ちぢみほうれん草も冬場が食べごろなので、もし見かけたら食べてみてくださいね^^見た目は、タンポポの葉っぱみたいに横に広がっている感じのほうれん草です。ゆで時間も短めなので便利だと思います。
ただ、葉がちぢれているので、その間に砂とか入っていることもあるので、調理の時には注意して準備してくださいね^^
続けて、ホウレンソウにはどのような効能があるのかご紹介します。
ほうれん草の効能!貧血予防・改善に
ほうれん草といったら、緑黄色野菜の中でも鉄の含有量が多くて有名ですね。
鉄は、ヘモグロビン(血液中の酸素を全身に運ぶ仕事をしている)の成分なので、不足すると貧血や頭痛、息切れなどの症状が現れたりします。なので、それらを予防するためにもほうれん草は是非食事に取り入れていきたい野菜といえます。
ほかにも
・ビタミンCによるコラーゲン合成促進や抗酸化作用によるがん予防
・ビタミンAによる皮膚の健康維持や美肌効果
・食物繊維による便秘改善や予防
など、様々な効果が期待できます。
また、濃い緑の葉に含まれているクロロフィルという葉緑素は、悪玉コレステロールの酸化を防止したり、アルコールを中和する働きがあることから二日酔いにもいいといわれたりしていますよ~^^
では次に、ホウレンソウを調理するときのポイントをお伝えします。
知って得する!ホウレンソウの調理のポイント
ほうれん草には、アクの成分であるシュウ酸というものが多く含まれています。なので、茹でてから食べるのがおすすめです。かといって、長時間水にさらしたりしていると、ビタミンCなど水に溶けやすい栄養素も流れ出てしまうので、必要以上に神経質にはならないことも大切ですよ^^
また、生食で食べるときは、食べる量に注意したいですね。もしくは、サラダ向けとか生食向けとかそういった表示のされているものを選ぶといいかもしれません。
調理例として、ほうれん草と豚肉の炒め物などはどうでしょうか?ホウレンソウのミネラルや食物繊維と豚肉のビタミンB群や良質なたんぱく質など、相性もいいですのでおすすめです。
では最後に、今回の内容をまとめてみましょう。
ホウレンソウのまとめ
ほうれん草の栄養!
女性に嬉しい鉄分やビタミン、ミネラルが豊富!
ほうれん草の効能!
・豊富なカリウムによる血圧上昇抑制
・ビタミンCによるコラーゲン合成促進や抗酸化作用によるがん予防
・ビタミンAによる皮膚の健康維持や美肌効果
・食物繊維による便秘改善や予防
ほうれん草の調理ポイント
・ビタミンやミネラルが豊富な野菜なので、良質なたんぱく質と合わせる
さいごに
ほうれん草の旬は、2月頃といわれています。
アクは強いですが、栄養素的にはトータルで優秀な野菜のひとつでもあります。
また、根元部分の赤いところには、甘みがあったり鉄分やマンガンも豊富に含まれているので
その部分もできるだけ捨てずに細かく刻んで味噌汁の具にするなどして、調理できるといいですね~^^
最後までご覧いただき、ありがとうございました。